ツールノウハウ

そもそもコミュニケーション能力とは何か なぜ重要と言われるのか

「現在の若い人は、コミュニケーション能力が一番重要だ」と上司が新人に対して言っているのを電車に乗っている際にふと耳にしました。そもそもコミュニケーション能力とは何なのか考えたことはありましたか? 私がこの話を耳にした時に、コミュニケーション能力が大事だというのは理解していましたが、どのようなメリットがあるのか、または何を持って能力がついたと言えるのかは全く検討もつきませんでした。

そこで今回は、コミュニケーション能力とは何か、なぜそれほどまでにコミュニケーションが大事なのかということを探っていきます。

そもそもコミュ二ケーション能力って何?

まずはコミュニケーション能力について確認をしていきましょう。

コミュニケーション自体の意味は、相手との意思疎通を行うことです。一般的な意味で捉えると、会話をすることで相手との理解を測ったり、こちらの伝えたいことを伝えるという風にも捉えることができるでしょう。一方、能力とは何かを成し遂げる力のことを指すので、コミュニケーション能力とは、相手との意思疎通を可能にする力と表すことができるでしょう。もう少しコミュニケーション能力を分解して考えると、

  • 相手に自分の言葉を伝える力
  • 相手の言葉を理解し、受け取る力
  • 非言語的なコミュニケーションをとる力

大きく分けるとこの3つに分けることができると思います。

相手に自分の言葉を伝える力

おそらく様々な人がコミュニケーション能力というと、この力のことを指すことが多いでしょう。自分の思いを自分の言葉で伝える力です。論理的かつ分かりやすく伝えることができないとコミュニケーション能力がないと言われるでしょう。伝える方法としては、書いたり、話したりと様々な手段があるでしょう。

相手の言葉を理解し、受け取る力

この力がない人は、単純に話を聞いてないやつと言われる可能性が高いです。これがコミュニケーション能力の一部なのかと思う人もいるとは思いますが、まず相手の言葉を理解する力がないと会話自体が成り立ちません。私は阿川佐和子さんの「聞く力」という本で、この力の高め方を学んだので、ぜひ気になる方は参考にしてみてください。

非言語的なコミュニケーションをとる力

非言語的って何を思われた方が大半だと思います。ここでいう非言語的なコミュニケーションとは、例を出すと会話をしている相手の表情だったり、声のトーン、しぐさなどがあげられるでしょう。非言語なので、言語以外から読み取れたり、感じ取れるものを理解することがこの力です。日本人なので、この力は暗黙の了解的な部分でもありますが、気にしながらコミュニケーションをとることが必要です。

なぜコミュニケーション能力が重要なのか

コミュニケーション能力の意味と構成要素について確認ができたかと思います。続いてコミュニケーション能力が重要と騒がれている理由についてみていきたいと思います。

これほどまでにコミュニケーション能力が重要と騒がれている理由としては、現在の状況にあります。具体的にどういうことかというと、スマホの普及にあります。スマホがない時代といえば、電話やメールで、それ以前は直接会う以外に方法はありませんでした。そのため普段から会話をしていたため、自分の言いたいことや相手のことを理解する練習をよくしていました。一方、今の若い人はスマホに慣れているので、基本的な会話がLineなどの文字だけを介したSNSを通じて行っている人が多いです。そのため直接会った際に、上手に言葉にできなかったり、そもそも人と話すのが得意ではない人がたくさんいます。

まとめると、コミュニケーションをより円滑にするための手段として、コミュニケーション能力が必要だということが言えます。とはいうもののだれしもコミュニケーション能力は持っています。ただコミュニケーション能力の中にも高低差が存在しているおり、コミュニケーションをとっていく上でギャップを感じてしまう人がいます。それが特に若い人とコミュニケーションをとる際に感じやすいため、コミュニケーション能力をつけろと言われるのではないでしょうか。正しくは、コミュニケーション能力を高めるが正解ですね。

ただこれだけ見ると、コミュニケーションが重要な理由は、大人のエゴなのではないかと感じてしまった自分がいます。コミュニケーション能力が必要な理由は、相手のことを真摯に理解して、意見をぶつけ合ったり協力したりすることができる、私はこれに尽きるのではなないかと思います。

コミュニケーション能力が高いことによるメリット

さて次にコミュニケーション能力が高いことによるメリットについて簡単に押さえておきたいと思います。

相互理解が深まり、モチベーションup

コミュニケーション能力が高ければ、お互いにスムーズにコミュニケーションをとることができるので、相互理解が深まります。例えばこれが上司と部下の関係だった場合、お互いに悩みや報告などをしやすくなるため、モチベーションを保ちながら仕事に臨むことができます。

信頼関係を築ける

上記と似たような内容にはなってしまいますが、お互いにコミュニケーションをとることで、少しずつではありますが信頼関係を構築することができます。相手の話をしっかり聞けたり、自分の意見を話せるということはお互いにとっての安心材料になりますよね。

様々なところで成果を出すことができる

例えばビジネスにおいて言うと、相手が本質的に悩んでいることを聞き出すことができたり、こちらからも様々な提案をすることができます。またわからない部分は社内の詳しい人に聞くことができたりと、コミュニケーション能力が高いことで様々な人に関わることが出きます。

コミュニケーション能力をどのように高めていくか

それでは実際にコミュニケーション能力を高めるためにはどのようなことをしていけばいいのかをご紹介します。

論理的かつ簡潔に話すように心がける

コミュニケーション能力が低い人の特徴として、話が分かりづらいことがあげられるかと思います。そのためできるだけ簡潔に話すことが重要です。方法としては、話す際に結論から話すようにすることです。上手に会話を持っていける人は、特に意識はしなくてもいいですが、結論を話してもらわずにダラダラ話されるとイライラしますよね。なのでまずは結論を話し、その後理由や提案などをしましょう。その際も、「あれがこうなので、こうでこうで…」と言われても話を聞く気にもならないので、簡潔に話すようにしましょう。論理的で簡潔に話せば、相手も聞こうと思う可能性が高まります。

話し方を相手によって変えるようにする

極端な例を出してしまうと、小学生相手に自分のビジネスの話をする際にどのように説明しますか? 訳の分からない長い横文字の言葉を並べたりしませんよね? 小学生がわかる範囲で説明をするはずです。自分が上司だったら、部下に対して専門用語や自分にしかわからない言葉で話したりしていませんか? 逆に専門用語などが好きな上司に対して、分かりやすすぎる言葉で提案などしていませんか? 相手によって話し方を変えることでより伝わりやすくなります。

相手の話をうなずきながらしっかり聞く

こちらの話をする前に、まず相手の話をしっかり聞くようにしましょう。自分の話をした際に、相手がきいていなかったら、話す気力がなくなってしまいますよね。そのため相手に自分の話を聞いてほしかったら、どのような話であろうとまずは聞くことが大事です。次に相手が話している際に、うなずいてあげましょう。こちらは非言語的なコミュニケーションの一種ですが、うなずかれながら話を聞いていれば、話を理解しているように感じますよね。もちろんこちらは一種のテクニック的なものなので、本当に相手の話を聞いていないと、こいつは何なのかと思われてしまうので、ご注意ください。

相手の話を繰り返し、自分の意見を伝える

よく恋愛系の記事で多く紹介されているオウム返し、バックトラッキングと呼ばれている方法です。実は恋愛だけではなく、コミュニケーションを広げる方法としては最適な方法です。方法としては、相手が言ったことをオウム返しをします。その際にオウム返しをしているだけでは、ただ繰り返しているロボットのように思われるので、必ず自分の感想を挟んで会話をすることで、安心感を与えながら、コミュニケーションをとることができます。ただあまりにもやりすぎてしまうと不自然なので、もっと話を聞き出したいと思う際に使ってみてください。人間相手が話を聞いてくれてると思うと、思わず話してしまうものですね。

まとめ

コミュニケーション能力はだれしも持っています。それをいかに高めるかがこれから、この先の時代において必要なものになってきます。コミュニケーション能力を高めていくには、普段から対面でのコミュニケーションをとることが一番の近道です。ぜひこの記事のポイントを意識してコミュニケーションをとることで、上司・顧客などの信頼関係を築けるようにしていきましょう。